今後の見通しにつきましては、インバウンド需要の回復をはじめとしたコロナ禍からの社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調に向かうことが期待されます。一方で、物価上昇に伴う消費マインドの停滞、働き手不足の一層の深刻化や原材料価格の更なる高騰など、依然として先行き不透明な状態が続くものと見込まれます。
このような状況のもと、当社グループは、2024年経営スローガンを「超絶マッハ経営!」とし、美味しさをより一層追求した「プレミアムギフトスイーツ」に特化し、次なる高成長軌道に乗せるべく、全ての考働基準で早さと速さに拘り、事業施策の遂行に注力してまいります。
<重点施策>
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1. Value Up Every Day
- ① 美味しさを一番に、商品力のValue Up
- ② 独自の販売手法に磨きをかけて、販売力のValue Up
- ③ ブランドの世界観を最大限伝える売場力のValue Up
- ④ 新ブランド、新売場、新商品そして人財力のValue Up
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2. 「少数精鋭主義」による高賃金低人件費比率の実現
少数精鋭による人員配置の最適化により、部門採算の更なる高利益化を目指す。
また、引き続き需要拡大が見込めるインバウンド需要に向けた対策の一層の強化を図り、主要国際線ターミナルでの売場拡大や多言語対応による販売力の向上などに努めてまいります。
製造面では、生産キャパシティの増大に向け、本年8月稼働予定の新工場の設置を機に、更なる生産体制の最適化を図り、生産性の向上に取り組んでまいります。また、食品の安心・安全を最優先に考え、引き続き食品安全マネジメントシステムの継続的な改善を図り、お客様に安心・感動していただける高品質な商品の提供に努めてまいります。