平素より格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症法上の分類が5類に移行したことを受け、行動制限が解除されたことにより、人流の増加とインバウンド需要が復調したことで、社会経済活動は一段と正常化に向かいました。一方で、年度後半は、前年の全国旅行支援の反動減も見られました。また、働き手不足の深刻化、原材料価格・エネルギー価格の更なる高騰や物価上昇による消費マインドの悪化懸念など、依然として先行き不透明な状態が続きました。こうした中、当社グループは、2023年経営スローガンを「超絶ド成長元年!」とし、経営理念の徹底実践をベースとした「全員参画による超現場主義」経営を推進し、人財力及び組織力の向上に注力いたしました。また、「プレミアムギフトスイーツ」の創造と育成に邁進し、商品力・販売力・売場力の更なるレベルアップ、人財採用と共育、ブランド開発と売場獲得、インバウンド復活準備などの重点対策の推進に取り組みました。製造面では、生産性の向上に向け、生産設備の更新や製造ラインの拡充などに注力するとともに、引き続き、各生産拠点における食品安全マネジメントシステムの運用強化に努めました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、64,035百万円(前期比27.7%増)、営業利益は、15,780百万円(前期比58.6%増)、経常利益は、15,867百万円(前期比54.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、10,831百万円(前期比54.3%増)となり、売上面、利益面ともに過去最高値を更新いたしました。 今後とも、株主の皆様には引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。