多様な人財の活躍支援

組織と人財の活性化

働き方や雇用においてダイバーシティを推進することは、中長期的な企業価値の向上を目指すうえで欠かせない最重要課題の一つと認識しています。多様な視点を有する人財を確保し、彼らが活躍できる環境をつくるために、今後も施策を強化していきます。

女性の活躍推進に向けた管理職登用

2024年3月末時点での管理職に占める女性の割合は8.3%にとどまっていますが、多様な視点から事業を推進すべく、女性管理職比率30%を目標に取り組んでいます。今後も中途採用を含め能力のある女性を積極的に管理職へ登用していきます。

中途採用によるプロフェッショナル人財や外国人の採用と管理職への登用

当社グループの事業拡大に合わせて、特に専門性の高い分野である商品開発、生産技術、Webマーケティング、IT、海外事業の経験があるキャリア人財を積極的に採用・登用しており、2024年3月末時点での中途採用者の管理職比率は58.3%となっています。また、海外事業や国内インバウンド事業などに対応するため、外国人の採用ならびに管理職登用にも取り組んでいきます。今後は、新卒採用者の管理職登用にもいっそう注力していきます。

健康経営を実現する働き方改革

当社グループでは多様性推進の一環として、男性の育児休業取得を推進し、子育てしながらでも働きやすい環境を整えています。また、定年後の継続雇用制度の見直しを通じて、60歳以上のシニア人財がいっそう活躍できる環境を整備していきます。従業員への健康投資についても推進しており、健康経営法人2022(中小企業部門)に寿製菓とケイシイシイが、健康経営法人2023(中小企業部門)にケイシイシイが認定されました。

“共育”という独自の人財育成の推進

当社グループでは、職種や階層別にさまざまな研修を用意しています。特に、経営理念の浸透研修に力を入れています。また、入社から半年間、先輩社員が専任のメンターとして付く「兄弟子制度」があります。入社したばかりの社員を細やかにサポートするだけでなく、先輩社員が後輩の指導を通じて成長を実感することを狙っています。

理念共感型採用の実践

当社グループでは、誰かの喜びや笑顔を創り出すことが自分の喜びと感じられる人には、大きなやりがいと誇りを持って働いてもらえると考え、経営理念「喜びを創り喜びを提供する」に共感いただける方を積極的に採用しています。複数回にわたる先輩社員とのグループディスカッションや現場で実感できるような機会を創出しています。2024年4月には、191名の新卒採用者が入社しました。